もしかしてわたしの電気代高い?!電気代を少しでも節約する方法をご紹介

  • 省エネ・節電のコツ

みなさんは毎月電気代をいくら支払っていますか?もしかしたら、もう少し安くできるかもしれませんよ。

今回は電気代を節約するポイントをたくさん紹介します。簡単にできるものもあるので、実践してみてください。

身近にできる電気代の節約方法は?

まずは身近なことから実践できる電気代の節約方法を紹介します。

待機電力をカット

待機電力とは、電源を切っている時や使っていない時でも消費される電力のことです。家庭で消費されている電力のうち約6%が待機電力です。たかが6%されど6%、チリも積もれば山となります。

使用しない家電製品はコンセントからプラグを抜くことや主電源をオフにすることで待機電力をカットできます。コンセント1つ1つにオンオフのスイッチが付いた節電タップを活用するのも良いですね。

古い家電を買い替える

購入コストがかかりますが、古い家電製品は思い切って買い替えた方が節電になります。年々製品自体の性能も上がっていますし、その分省エネ性能も高くなっています。家電製品を買い替える際には、統一省エネラベルを確認しましょう。

統一省エネラベルとは、エネルギー消費機器の省エネ性能を示すものです。省エネラベルは、家電製品やガス石油機器などが国の定める目標値をどの程度達成しているか、その達成度合い(%)を表示しています。省エネ家電製品は、毎月の電気代がおトクになるすぐれものです。

 

以上のことから、電気代の節約には家電製品が関連していることが分かります。つまり、普段支払っている電気代のほとんどが家電製品の消費電力によって決まります。では普段使用している家電製品の中で、どの家電製品の電気代が高いのでしょうか。

電気代の高い家電ランキング

電気代の高い家電は1位冷蔵庫、2位照明器具、3位洗濯機、4位エアコンです。電気代の高い家電から節電するとおのずと電気代も安くなりますよね。ここからは各家電の電気代節約方法をご紹介します。

各家電の電気代節約方法

冷蔵庫

・食材を詰め込みすぎない(冷凍庫は逆)

食材を詰め込みすぎてしまうと庫内に冷気が循環せず、無駄な電力を消費してしまいます。冷蔵庫内は整理整頓し、余裕をもって食材をしまうようにしましょう。逆に、冷凍庫の場合は隙間なく食材を詰め込むことで凍った食材同士が保冷剤の代わりになるため、なるべく隙間のないよう食材を入れましょう。

・ドアの開閉回数、時間を減らす

ドアの開閉回数が多かったり、開けっ放しにしていたりすると庫内の冷気が逃げてしまい、無駄な電力を消費してしまいます。ドアの開閉回数を少なく、開けている時間もなるべく減らしましょう。

・熱いものは冷まして入れる

熱いまま冷蔵庫の中に入れてしまうと、庫内の温度が上がってしまい無駄な電力を消費してしまいます。また、他の食材が痛む原因にもなります。熱いものはよく冷ましてから冷蔵庫にしまうようにしましょう。

照明器具

・LED電球にする

白熱灯や蛍光灯を使っている場合は、LED電球に切り替えることをおすすめします。白熱灯や蛍光灯と比べ長寿命であることはもちろん、消費電力も抑えられます。購入時のコストは高くなりますが、長期的にみるとそのコストは十分回収できます。

・こまめに消す

最も簡単に実践できる節電方法として「使わない時はこまめに消す」ことがあります。しかし、白熱灯や蛍光灯の場合、オンオフの回数が多いと逆に寿命を縮めてしまう場合もあります。ですので、その点でもLEDに切り替えることをおすすめします。

洗濯機

・まとめて洗濯する

こまめに洗濯するのではなく、ある程度まとめて洗濯しましょう。そうすることによって、洗濯の回数が減り節電に繋がります。

・洗濯物を入れる順番に気をつける

普段何気なく洗濯機に衣類を入れていませんか?衣類を入れる順番にも節電のコツがあります。大きいものやかさばるものが上の方にあると、回転させた時の遠心力によって負荷がかかり、よりパワーを使います。ですので、大きいものやかさばるものを下の方にいれると消費電力が抑えられ、節電になります。

・詰め込みすぎない

洗濯物を詰め込みすぎると回転しづらく、また洗剤が落ちるまでに時間がかかるため無駄な電力を消費してしまいます。入れる洗濯物の量は洗濯機の8分目程度に抑えましょう。

エアコン

・電源オンオフの回数をなるべく減らす

エアコンは起動時に多くの電力を消費するため、なるべく電源をオンオフする回数を減らしましょう。かといって24時間つけっぱなしにしておくのは電気代の無駄になってしまいますが、3時間程度であればつけっぱなしにしておく方が電気代の節約になります。

・風量は自動にする

風量を自動モードにしておくと、室温を一定に保つように自動で調整してくれます。エアコンは室温を変え始めるときに多くの電力を消費します。初めから弱モードや微風モードにしておくと室温がなかなか上がらず、適温になるまで時間がかかり節電になりません。

・フィルター掃除をこまめにする

フィルターが目詰まりしていると効率が下がってしまい、より多くの電力を消費してしまいます。環境省の調査によると、2週間に一度フィルターの掃除をすることによって、冷房時で約4%、暖房時で約6%の消費電力の削減になります。

・室外機のまわりはスペースをあける

室外機の吹出口に物を置くと、冷暖房の効果が下がってしまいます。室外機は風通しのいいところに設置して、周囲に物を置かないようにしましょう。また、なかなか実践しにくいですが、季節によって室外機の位置を変えることもおすすめします。例えば暑い夏は日陰になるところに、冬は日向に移動させるなどです。

 

家電製品の電気代を節約する以外にも、電力会社の変更や契約プランの変更で電気代が安くなる場合があります。

自分の契約内容を把握しよう

知らず知らずのうちに無駄な電気代を払っている場合もあります。自分の電気契約内容を把握しましょう。自分に合った電気契約にすることで、電気代が抑えられます。

契約アンペア数の変更

みなさんは契約アンペア数を何アンペアに設定していますか?契約アンペア数が分からない方は明細書を見て契約アンペア数を確認してみましょう。

一般的に契約アンペア数が上がると基本料金も高くなります。契約アンペア数が大きいほど使用できる電力量が増えるため、いくつかの家電製品を同時に使用した時にブレーカーが落ちてしまうといった問題はなくなります。しかし契約アンペア数が大きければ大きいほど基本料金も高くなるため、自分が使用している電力量よりも大きすぎるアンペア数を契約していると損をしてしまいます。

電力会社の変更

電力自由化により、今は電力会社の選択肢が増えました。会社によって料金も違いますし、様々なプランがあるため自分の生活に合った電力会社に変更することで料金が安くなる場合があります。まずは現在契約しているプラン内容と使用している電力量を確認してみましょう。

 

いかがでしたか?今回は電気代の節約方法をご紹介しました。どれも簡単にできるものばかりですので、実践してみてください。