二人暮らしで電気代は増える?電気代の平均や節約方法も紹介

  • 省エネ・節電のコツ

家族や恋人などと二人暮らしをする場合、一人暮らしの時と比べて電気代はどのように変化するのでしょうか?今回は、二人暮らしの電気代平均や節電方法を紹介します。すでに二人暮らしをしている方や、これから二人暮らしを始める方も、この記事を読めばあなたの疑問はすべて解決します。

二人暮らしの電気代平均は?

二人暮らしの場合、ひと月の電気代はどのくらいかかるのでしょうか?ここからは、政府統計の2020年度家計調査を参考に、解説していきます。

ひと月の電気代相場は約9,515円

すでに二人暮らしをしている方は、この金額を見て多いと思いましたか?少ないと思いましたか?

少ないと思った方は、節電方法もしっかり紹介するのでご安心ください。

冬は電気代が高くなる?

二人暮らしの電気代の平均金額が分かったところで、今度は年間の電気代がどのように変動しているのか見てみましょう。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
10,889円 11,789円 11,511円 10,728円 9,435円 8,184円 7,770円 8,626円 10,101円 9,102円 7,960円 8,092円

こうしてみると、暖房をよく使う1月~3月の電気代が高くなっていることが分かりますね。

では、一人暮らしの場合と比較するとどの程度電気代は上がるのでしょうか?

一人暮らしの電気代と比較!

これから二人暮らしを始めようと考えている方のために、一人暮らしの場合と二人暮らしの場合、それぞれの電気代もを紹介します。参考にしてみてください。

  1~3月 4~6月 7~9月 10~12月
一人暮らし 6,535円 5,916円 5,330円 5,135円
二人暮らし 11,396円 9,449円 8,832円 8,385円

比較してみると、一人暮らしよりも二人暮らしの方が電気代は約1.6倍高くなることが分かりますね。では、電気代を少しでも抑えるためにはどうすれば良いのでしょうか?

二人暮らしの電気代節約方法

ここからは、二人暮らしの電気代節約方法をご紹介します。二人で協力して、少しでも電気代を抑えましょう。

古い家電は思い切って買い替え

洗濯機や冷蔵庫などの家電製品は二人暮らしで使用する場合、一人暮らしの時より容量が大きいものになりますよね。つまり、消費電力も高くなります。家電製品の省エネ性能は上がっているので、古い家電製品を使用している場合は思い切って新しいものに買い替えてみましょう。思った以上に節電できる可能性があります。

また、照明器具も電気代の多くを占めています。初期コストはかかりますが、長い目で見るとLED電球の方がお得です。まだ切り替えていない方は、ぜひLED電球に切り替えましょう。

家電の使い方を見直す

電気代の中で占める割合の大きい家電製品から少しずつ使い方を見直してみましょう。代表的な家電製品の節電方法を下記にまとめてみました。簡単に実践できるものばかりなので、やってみてください。

冷蔵庫

・ドアの開閉回数を減らす

・冷蔵庫は余裕をもって、冷凍庫は隙間なく食材を詰める

照明器具

・LED電球に切り替える

・使わない電気はこまめに消す

テレビ

・画面の明るさや音量を少し抑える

・見ないときは消す、主電源を切る

エアコン

・電源のON/OFFの回数を減らす

自動運転モードにする

詳しくはこちらの記事でも解説しているので、見てみてください。

家電製品の使い方を見直す他にも、電気代が安くなるかもしれない方法があります。

電力会社の変更

色々試してみたもののなかなか電気代が下がらない場合は、自分たちに合った電力プランを契約していない場合があります。電力自由化により、今は自由に電力会社を選ぶことができます。もちろん、電力会社毎に様々なプランが作られているので自分たちの生活に合ったプランを見つけることで電気代を安くすることが可能です。

 

いかがでしたか?今回は二人暮らしの電気代について紹介しました。電気代は極端に安くなることはありませんが、塵チリも積もれば山となります。「浮いたお金は何に使おう?」なんて楽しく考えながら節電にトライしてみてください。