布団乾燥機の電気代解説!様々な使い方や節電方法も紹介

  • 省エネ・節電のコツ

布団に温風を送り、除湿ができる布団乾燥機。湿気の多い梅雨の時期や花粉症で外に布団を干せない時にとっても便利ですよね。ご存知の方も多いと思いますが、布団を乾燥させるだけではなく、色々な場面で使うことができます。今回は、布団乾燥機の種類と電気代、便利な使い方や節電方法も紹介します。

布団乾燥機の種類は2つ

布団乾燥機には大きく分けて2種類あります。それぞれの特徴と使用方法を解説します。

マットタイプ

乾燥機本体の他に乾燥用マットが付属されているのが、マットタイプの布団乾燥機です。設定方法は簡単で、マットを敷布団の上に広げ、本体から伸びたホースをマットに繋ぎ、掛け布団を被せます。そして、スイッチを入れると、本体から出る温風によりマットが膨らみ、布団全体を乾燥させることができるのです。

マットなしタイプ

こちらはマットが付属されていないものになります。本体から伸びるホースを敷き布団と掛け布団の間に差し込み、スイッチを入れるだけです。マットタイプと違い、マットを広げたり片付けたりする手間がありません。

気になる電気代は?

前述したとおり2種類に分かれている布団乾燥機ですが、マットが付属されているかいないかの違いだけなので、どちらも電気代は変わりません。消費電力は製品によってさまざまですが750W前後のものが多く、電気代に換算すると1時間あたり約20.3円となります。※電気代は27円/kWhにて計算

こんな使い方も

布団乾燥機は布団を乾燥させるだけではなく他にもさまざまな使い方ができます。知っておくだけでも生活が少し豊かになるので、参考にしてみてください。

ダニ退治

製品にもよりますが、ダニ退治ができる布団乾燥機もあります。温かく湿った場所を好むダニは、布団の中でホコリや皮脂をエサにして増えてしまいます。ダニは熱に弱いため、布団乾燥機のダニ退治機能で布団を熱し駆除することができます。アレルギーなどの原因となってしまうので、ダニを退治したあとはしっかり掃除機をかけてダニの死骸を吸い取りましょう。

冬場の布団を温める

冬になると布団の中が冷えていて、温まるでなかなか寝付けませんよね。そんな時は布団に入る少し前まで布団乾燥機で温めておきましょう。布団全体を温めるのはもちろん、冷えやすい足元だけ温めることもできます。

靴の乾燥

布団乾燥機には靴を乾燥させるための専用ノズルが付いている製品もあります。靴を洗ったあとの乾燥はもちろん、急な雨で濡れてしまったときにも使えます。

衣類の乾燥

雨の日などに部屋干しをした衣類の乾燥にも使用できます。ハンガーにかけた衣類に専用のカバーをかけてホースを繋ぎ、温風を循環させて乾燥させるタイプや、直接衣類に温風を当てて乾燥させるタイプもあります。

布団乾燥機の節電方法

さまざまな用途に使える布団乾燥機ですが、やはり電気代が気になりますよね。ここからは少しでも布団乾燥機の電気代を節約するポイントを紹介します。

温風を逃がさないようにする

布団乾燥機を使用するときは布団に隙間ができないようにしっかりセッティングしましょう。温風が逃げてしまう隙間があるとその分効率よく温風を循環させることができないため、使用時間が長くなってしまいます。

ダニ退治機能は電気代が高い

ダニ退治機能は通常のモードよりも多くの電気代がかかるため、週1回など頻度を決めて使用した方が電気代の節約になります。

こまめにメンテナンスをする

フィルターの掃除はこまめにおこないましょう。フィルターが目詰まりしてしまうと風量が減ってしまい、こちらも使用時間が長くなってしまう原因になります。

いかがでしたか?布団乾燥機は雨の多い梅雨の時期はもちろん、ゲリラ豪雨の多い夏や寒い冬にも活躍する便利な家電です。上手に節電しながら快適な生活を送りましょう。