エアコン暖房の電気代はいくら?各社製品を徹底比較!

  • 省エネ・節電のコツ

冬の暖房といえばエアコンですよね。エアコンは暖房器具で1番使われている家電製品なので、電気代を気にされる方が多いのではないでしょうか?今回はエアコンを製品ごとに比べて電気代を出してみたいと思います。また、エアコン暖房時の最適な設定温度や電気代を節約する方法なども解説いたします。

エアコンの暖房の電気代はいくら?各社の最新機種を比較!

エアコンの暖房機能を使用したときにかかる電気代を各社の最新機種(2020年・2021年モデル混合)を比較しながら、その平均値をエアコンの電気代としてお伝えしたいと思います。

以下は6畳タイプのエアコンの暖房使用時にかかる最小消費電力と最大消費電力を各社から引用し、1時間の電気代を算出したものです。※1kWhあたり27円で計算

主に6畳 最小消費電力(W) 最大消費電力(W) 期間消費電力量(kWh) 1時間の電気代(円)
DAIKIN AN22YRS-W 110 1,880 630 17.0
Panasonic CU-X221D 105 1,480 586 15.8
SHARP AY-N22X 95 1485 578 15.6
三菱電機 MSZ-ZW2221 105 1,480 594 16.0
日立 RAC-X22L 110 1,490 555 15.0

エアコンの暖房を1時間使った場合、平均3円~43円の電気代がかかることが分かりました。期間消費電力量で見ると、1時間当たりの電気代は平均16円でした。※期間消費電力量とは、JIS規格に基づき運転した際の目安となる値です。

上記の電気代は最新機種で計算したため、ご家庭のエアコンの性能や部屋の広さ、設定温度によって異なります。

部屋の広さ別でみるエアコンの暖房の電気代

先ほどの表は各社6畳タイプの電気代を比較していました。ここでは6畳~20畳までの広さ別で計算しました。ご家庭のエアコンを確認してこちらの表をご覧ください。

※Panasonic Xシリーズ引用 ※1kWhあたり27円で計算

広さ 最小消費電力(W) 最大消費電力(W) 期間消費電力量(kWh) 1時間の電気代(円)
6畳 105 1,480 586 15.8
8畳 105 1,980 676 18.3
10畳 105 1,980 746 20.1
12畳 105 1,980 1,032 27.9
14畳 110 4,000 1,182 31.9
18畳 110 4,000 1,605 43.3
20畳 110 4,000 1,891 51.1

エアコンの暖房の設定温度は何度が適温?

前項ではエアコンの暖房1時間あたりの電気代をお伝えしましたが、エアコンは設定温度によっても電気代が変わります。

環境省が推奨している暖房の温度は20℃、JIS規格で定められた期間消費電力量の基準となる暖房の温度も20℃です。つまり、エアコンの暖房の適正温度は20℃であると考えられます。

なお、環境省によるとエアコンの暖房の設定温度を21℃から20℃へ下げた場合、年間で約1,430円も電気代を削減できるそうです。そうは言っても20℃では寒いと感じる方もいらっしゃると思います。そこで次に、エアコンとセットで使うと良い家電製品をご紹介します。

エアコンの暖房に+○○であたたかい!電気代節約にも効果的!

ここからはエアコンと一緒に使うだけで温かくなる家電製品を紹介します。エアコンよりも電気代が安い製品を併用することで電気代の削減につながります。皆さんも以下を実践して設定温度マイナス1℃を目指しましょう。

エアコン+サーキュレーター

まず空気の性質についてお話します。空気は暖かいと上にあがり、冷たいと下にさがる性質があります。そのため、エアコンで暖められた空気は天井付近に溜まるので、足元は冷えてしまいます。そこで活用したいのが、サーキュレーターです。天井に向けて風を送ると、暖かい空気が室内全体に循環するのです。

ちなみにサーキュレーターは1時間で1円もかからないので、暖かい空気が循環すればエアコンの温度を下げられるかもしれません。

エアコン+こたつ

先ほどもお伝えしたとおり、暖かい空気は上に、冷たい空気は下にいきます。ということは、足元を温める家電製品はエアコンと相性が良いということです。足元が冷えると身体の冷えにもつながりますので、室内はエアコンで暖めて、足元の冷えやすい場所はこたつで温めると良いでしょう。

また、エアコンは1時間で約16円かかるのに対して、こたつは2~5円ほどです。エアコンの設定温度を1℃下げて、こたつを利用すれば電気代節約につながります。

エアコン+加湿器

まず湿度と体感温度の関係性に関してお話します。湿度が低いと皮膚から汗が蒸発しやすくなり、体温低下につながります。そのため、湿度が高いと体感温度が高くなるのです。エアコンと加湿器を一緒に使うことで蒸発が抑えられ、体感温度が保たれます。

また、喉やお肌の乾燥、ウイルス予防にも加湿器は効果的ですし、1時間当たりの電気代が1円ほどなのでエアコンと一緒に使うことをオススメします。なお、湿度は40%~60%が良いそうです。

エアコンの暖房の電気代を節約する方法

エアコンは冷房よりも、暖房の方が電気代は高くなります。なぜかというと、夏場の気温が30℃の時にエアコンの冷房を28℃に設定した場合、その差は2℃です。しかし、冬場は気温10℃の時にエアコンの暖房を20℃に設定した場合、その差は10℃になります。この差こそ、暖房の電気代が高いという証拠です。

それでは本題の、冬場のエアコンの電気代を節約する方法をご紹介いたします。

月に1・2回掃除をする

シーズン前にエアコンを掃除する人は多いと思います。しかし、毎日のように使っていれば汚れます。月に1回か2回はフィルターの掃除をしましょう。掃除機で埃を吸い取るだけでも構いません。汚れが落ちない場合は、水洗いをしてよく乾かしましょう。こまめに掃除をすることで、エアコンのパフォーマンスが良くなるので電気代削減になります。

また、室外機の周りには何も置かないようにしましょう。近くに物があるとパフォーマンスが落ちてしまうので気を付けましょう。

窓に断熱シートを貼る

エアコンで室内を暖めても、窓から50%ほど放出されているそうです。そこで、暖かい空気を逃がさないように窓には断熱シートを貼りましょう。断熱シートは同時に窓からの冷気をシャットアウトして、室内への冷気の侵入を防ぐこともできます。また、嬉しいことに断熱シートを貼ると結露を防ぎ、カビの発生も防いでくれます。

カーテンを厚手にする

これは断熱シートと同じ原理ですが、冷気を入れず、暖気を逃がさないようにカーテンは厚手で、尚且つ床ギリギリのものにしましょう。カーテンを閉め切れば暖気が逃げるのを防げます。但し、日中はカーテンを開けて太陽の光を取り入れるようにしましょう。自然の力で部屋を暖めることができれば電気代は削減できます。

暖かい服装にする

部屋着をモコモコ素材にしたり、靴下を履いたりするだけで温かくなります。また、ひざ掛けを使ったり、最近は着る毛布などもあるので温まるグッズを取り入れたりするのも良いですね。家でも暖かい服装にするだけで節電につながります。

暖かい飲み物を飲む

身体の冷えを体内から温めるには、暖かい飲み物を飲むと良いでしょう。紅茶やココア、しょうが湯などは身体を温めるのに効果的な飲み物です。温活は身体にもいいのでオススメです。逆に緑茶や麦茶、ジュースなどは身体を冷やす飲み物なので気を付けて飲みましょう。体内から温めて、健康&節電を目指しましょう。

エアコンの暖房は1番電気代を使うと思います。でも、今回お伝えした家電製品の併用や節約術を活用して、電気代を抑えながら寒い冬を乗り越えましょう。